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環境ニュース[海外]

国連気候変動枠組条約、ラテンアメリカ・カリブ海地域は気候行動を牽引していると報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.10.14 【情報源】国連/2016.09.30 発表

 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、パナマで開催されたラテンアメリカ・カリブ海地域炭素フォーラムの協議の結果を紹介した。同フォーラムには約700人の政府代表と47か国の民間部門の専門家が出席し、以下のような各国の炭素市場の取組を報告した。
・メキシコは2016年11月に12か月間の試験的キャップ・アンド・トレード制度を起ち上げる計画で、2018年に国の炭素市場制度の完全な導入を予定している。
・ブラジルでは国の炭素価格制度に備えている主要企業は1年間で74%増加した。
・チリは炭素価格を実施していることと地域規模の炭素市場において他国との協力に関心があることを報告した。
 世界銀行によると、ラテンアメリカ・カリブ海諸国の気候行動計画の3分の2以上が市場ベースの炭素価格制度の利用に言及しているという。UNFCCCは、同地域は気候変動への対処に最も意欲的な地域の1つであり、温室効果ガス排出削減と経済のグリーン化のため市場の利用を進めているとしている。【国連気候変動枠組条約】

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