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環境ニュース[海外]

生物多様性条約、名古屋・クアラルンプール補足議定書の発効に必要な批准国数は残り4か国と報告

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2016.10.18 【情報源】その他/2016.10.03 発表

 生物多様性条約(CBD)は、2016年9月21日にスワジランドが「バイオセーフティに関するカルタヘナ議定書の責任及び救済に関する名古屋・クアラルンプール補足議定書」に加入し、同補足議定書の発効に必要な批准国数は残り4か国になったと報告した。この補足議定書は、遺伝子組み換え生物による被害への対応措置について国際的規則・手順を規定することで、生物多様性の保全及び持続可能な利用に寄与することを目的とする。補足議定書はカルタヘナ議定書締約国のうち40か国が批准書、加入書、受諾書又は承認書を寄託してから90日後に発効する。スワジランドの前には2016年6月23日にマリが加入している。CBDはスワジランドの加入を歓迎し、残りの締約国も、2016年12月4〜17日にメキシコのカンクンでCBD締約国会議に併せて開催されるカルタヘナ議定書締約国会議までに批准書又は加入書を寄託するよう呼びかけている。この締約国会議までに補足議定書の発効が決まり、2017年までに運用可能となることが期待されている。【生物多様性条約

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