松山市で「第６回音風景保全全国大会」を開催へ

【大気環境 その他(大気環境)】 【掲載日】2002.09.20 【情報源】環境省／2002.09.20 発表

　全国音風景保全連絡協議会は平成１４年１０月２４日、２５日の両日、愛媛県松山市で「第６回音風景保全全国大会」を開催する。
　音風景とは人々が地域のシンボルとして大切にし、将来に残していきたいと願っている音の聞こえる環境のこと。この大会は、日常生活の中で聞こえてくるさまざまな音を再発見し、心地よい音環境を保全するための地域の取組みを進めることや「音環境」についての人々の意識を高めることを目的に開催しているもの。
　今回の大会は、山下充康氏による基調講演「フライブルクと日本の音感覚」、松山の「道後温泉振鷺閣（しんろかく）の刻太鼓（ときだいこ）」の鑑賞、築城４００年を迎えた松山城の散策を行う。
　振鷺閣の刻太鼓は道後温泉の中心的な存在である道後温泉本館にある太鼓楼・振鷺閣で、明治２７年以来、毎日３回時報のために打ち鳴らされている太鼓の乱れ打ちの音のこと。
　また、松山の生んだ俳人正岡子規にちなみ、音に関する俳句の募集や応募された俳句の披講・講評も予定されている。【環境省】