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環境ニュース[海外]

ロワイヤル環境大臣、ミツバチの脅威となる侵略性外来種の効果的対処を強化

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2016.11.11 【情報源】フランス/2016.10.28 発表

 フランスのロワイヤル環境大臣は、生物多様性・自然・景観回復法を実施するデクレ(政令)として、侵略性外来種、特にミツバチにとって直接の脅威となるオオスズメバチやハチノスムクゲケシキスイに対処するための基本的な規定を発表した。デクレは新たな外来種の導入をコントロールすること、特定目的(特に科学的目的)で一定の種の利用を認めること、またスズメバチの巣が発見された場合、知事は私有地内でも巣の破壊措置をとれるようにすることを規定しており、侵略性外来種の被害を防止する強力なツールになるという。これはフランス養蜂全国連合(UNAF)が開催した養蜂家全国会議の場で、ロワイヤル大臣が発表したもの。大臣は、ミツバチの減少の原因とされるネオニコチノイド系農薬について、これを含む一定の製品の農業利用が2018年9月1日以降禁じられること、また2020年には全面禁止となることも改めて述べた。ネオニコチノイド系農薬の代替方法を開発するプロジェクトへの支援も行われている。【フランス環境・エネルギー・海洋省】

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