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環境ニュース[国内]

オルビス、山梨の里山再生プロジェクトで従業員ボランティアが間伐作業を実施

環境一般 CSR】 【掲載日】2016.11.18 【情報源】企業/2016.11.15 発表

 オルビスが山梨県甲州市で展開している整備が遅れた森林を里山に再生するプロジェクト「甲州市・オルビスの森」で、従業員のボランティアが11月5日に間伐作業を実施した。同社はポーラ・オルビスのグループ企業で、化粧品や栄養補助食品を手掛けている。関係者を含めて約100人が作業に参加し、ヒノキなど約20本の木を伐採した。

 甲州市・オルビスの森は、東京ドーム約21個分に相当する約100haの市有林を対象に、荒廃した森林を整備して里山として保全する。この土地にはレジャー施設の建設が予定されていたが、計画の中止によって放置された。オルビスは同市と2011年1月に協定を結び、2012年度から10年計画でプロジェクトを進めている。

 間伐は、込みすぎた木の一部を抜き刈りすることで1本1本の木に十分な光や栄養を行き渡らせ、森林全体を育てる作業を指す。植林や下草刈りを行ってきた従業員ボランティアのプログラムに間伐を2014年に追加した。参加者たちは当日、林業会社や森林組合の指導を受けながら、約2時間にわたって作業に取り組んだ。

 ノコギリで木を倒す間伐、伐採した木の枝を落とす枝払い、木の幹を使用用途に合わせた長さに切る玉切り、運搬の流れで作業した。間伐で生じる木材の有効活用に関してオルビスは、2011年3月に発生した東日本大震災の復興支援で東北地方の子供たちに間伐材で作った積み木で遊ぶ機会を提供する活動を支援している。【(株)ポーラ・オルビスホールディングス】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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