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環境ニュース[海外]

カナダ、クリーン電力への移行を加速

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.12.08 【情報源】カナダ/2016.11.21 発表

 カナダ環境・気候変動省は、2030年までに石炭火力発電からクリーン電力への移行を加速することとし、そのための投資を拡大することを公表した。炭素回収貯留技術を利用しない従来型の石炭火力発電の段階的廃止を加速し、これにより2030年に5メガトン以上(乗用車130万台分に相当)の温室効果ガス(GHG)排出を削減できると見込んでいる。カナダ政府はカナダインフラ銀行を利用して商業的に成り立つクリーンエネルギーや最新の電力システムなどのプロジェクトに出資することでこの移行を支援する。カナダがクリーンエネルギーを先導することを市場に対して明確に示し、投資家に確実性を提供することで、世界の投資を惹き付け、経済成長と中流階級の雇用創出につなげる。カナダでは、過去10年間に風力発電容量が20倍、太陽光発電容量が125倍に著しく増加している。今回の取組によって、2030年までにGHGを排出しないエネルギー源を90%に拡大することを目指すという。【カナダ環境・気候変動省】

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