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環境ニュース[国内]

三菱電機、水資源への対応で国際非営利団体から最高評価の「Aリスト」に認定

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2016.12.05 【情報源】企業/2016.11.30 発表

 三菱電機は、水資源への対応に関し、企業の環境活動を評価する国際非営利団体、CDPから最高評価の「CDPウォーター2016 Aリスト企業」に認定された。各工場で推進している水使用量の削減と再利用の取り組みなどが認められた。CDPが調査対象にした世界1252社から24社がAリストに選ばれ、「資本財・サービス」分類は三菱電機だけだった。

 三菱電機グループは創立100周年の2021年を目標年にする「環境ビジョン2021」を掲げ、生産活動のバリューチェーン(価値連鎖)全体の環境負荷低減と、環境負荷を抑える製品・サービスの開発・普及を進めている。水資源では、各工場が取水水源ごとに取水量、排水量、再利用率を把握・管理することで使用量の削減と再利用を行っている。

 部品供給元に対して適切な環境マネジメントを求めると同時に洪水や渇水などの災害時の対応策を伝え、購入先を複数に分散させるなど、緊急時のリスクを低減している。さらに、環境負荷が少ない水浄化製品の開発・供給や、上下水プラント向けシステムの普及を図っている。CDPが実施した水資源への対応調査でこうした活動が評価された。

 CDPは、企業や都市の環境への取り組みを調査・評価・開示し、中心テーマの気候変動についての活動は世界827の投資機関、今回の水資源は世界643の投資機関が支援する。三菱電機は、気候変動緩和への対応でも特に優れた企業として「気候変動Aリスト企業」に選定されている。三菱電機がAリストに選ばれるのは、両分野とも初めてだ。【三菱電機株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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