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環境ニュース[国内]

福岡県、食品ロス削減啓発パンフ作成 市町村やコンビニなどで配布

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2016.12.13 【情報源】地方自治体/2016.10.21 発表

 福岡県は、売れ残りや期限切れ、食べ残しなどで廃棄される「食品ロス」の削減を啓発するパンフレットを作成した。
 県によると、世界全体の食料援助量の約2倍にあたる約632万トンの食品ロスが日本で発生し、そのうち半分は家庭から出ている。日本では全国民がおにぎり1〜2個分を毎日捨てているくらいの量が発生しているという。
 パンフレットは県内市町村(60カ所)やコンビニエンスストア(約780カ所)、「食べ物余らせん隊」登録店(77カ所)、県民情報センター(4カ所)、食品ロス削減推進協議会構成団体(21カ所)などで配布した。
 パンフレットには、日本を取り巻く食品ロスの現状や、家庭でできる食品ロス削減の取り組みを掲載。また、宴会料理の食べきりを推進する「30・10(さんまる・いちまる)運動」や、協力店舗としてレストランや食料品店が登録する「食べもの余らせん隊」など、福岡県が進めるさまざまな取り組みを紹介している。
 「食べ物余らせん隊」は2015年6月に募集を開始し、10月21日時点で200店舗を登録。今年度は400店舗の登録を目指し、引き続き募集している。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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