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環境ニュース[国内]

東京都杉並区、燃料電池車を環境学習に活用 日通自動車学校と協定締結

環境学習 その他(環境学習)】 【掲載日】2016.12.14 【情報源】地方自治体/2016.10.25 発表

 東京都杉並区は、日本通運グループの日通自動車学校(同区)と燃料電池車(FCV)を活用した環境学習に取り組むための協定を締結した。自治体と自動車学校がFCVを活用した環境学習に取り組むのは全国でも珍しいという。
 同区によると、区内の二酸化炭素(CO2)排出量の約2割を運輸部門が占めており、そのうち約9割が自動車からの排出となっている。同区は自動車のクリーンエネルギー利用を促進するため、水素を燃料とするホンダのFCV「クラリティ フューエル セル」を公用車として導入した。
 FCVには同区の公式アニメキャラクター「なみすけ」をラッピングし、「H2なみすけ号」と名付けた。今後は同区の環境事業や区内のイベントなどで活用するほか、日通自動車学校の教習コースや教室を利用して、乗車体験などを組み合わせた環境学習を実施する。
 10月25日に杉並区役所で行われた協定調印式では、田中良区長と日通自動車学校の辻幸則社長が協定書に署名。田中区長は「次世代エネルギーである水素の魅力を知ってもらえるよう努めていく」とあいさつした。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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