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環境ニュース[国内]

環境省および経産省、平成27年度のフロン排出抑制法に基づく業務用冷凍空調機器からのフロン類充てん量及び回収量等の集計結果を公表

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2016.12.09 【情報源】環境省/2016.12.09 発表

 環境省及び経済産業省は、都道府県知事から平成27年度分フロン排出抑制法に基づく業務用冷凍空調機器からのフロン類充てん量及び回収量等の通知を受け、その集計結果を取りまとめ公表した。

 「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」(以下「フロン排出抑制法」)に基づき、第一種フロン類充てん回収業者は、前年度にフロン類を充てん、回収、再生、第一種フロン類再生業者やフロン類破壊業者に引き渡した量等を都道府県知事に毎年度報告し、 都道府県知事はその報告に係る事項を主務大臣に通知を行うこととなっている。フロン排出抑制法に基づき、今回から初めてフロン類の充てん量が報告・通知された。

 集計結果によると、平成27年度に充てんされたフロン類の量は約5,165トン、充てんされた業務用冷凍空調機器の台数は約61万台。回収されたフロン類の量は約4,841トン(対前年度比約417トン増)、回収された業務用冷凍空調機器の台数は約154万台(対前年度比約14万台増)。業務用冷凍空調機器に係るフロン類の回収は、フロン排出抑制法の全面施行(平成27年4月)を受け着実に進んでおり、平成27年度における廃棄時等のフロン類回収率は推計値で約38%となった(前年度は約32%)。

 環境省では、フロン類の使用の合理化及び管理の適正化を一層促進していくため、経済産業省や都道府県等とも連携しつつ、フロン排出抑制法の施行の徹底を図っていくとしている。【環境省】

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