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環境ニュース[国内]

APP、持続可能性モニタリングプラットフォームの調査で最高ランク評価を取得

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.12.13 【情報源】企業/2016.12.05 発表

 インドネシアと中国に製造拠点を置く紙パルプの世界大手、アジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ(APP)は、持続可能性モニタリングプラットフォームの調査で最高ランクの「ゴールド」評価を取得した。持続可能な原料調達や、自然林伐採を停止する森林保護などが認められた。調査対象は世界110カ国・150業種だ。

 多国籍企業が取引先の持続可能性をモニタリングできる共同プラットフォームを運営する企業、EcoVadis(エコバディス)=フランス=が調査した。世界のサプライヤー(部品供給元)企業の環境、社会(労働環境・人権など)、公正な事業活動、サプライチェーン(部品供給網)の4つのテーマで方針、施策、実績について評価する。

 APPは、紙パルプ業界のサプライヤー(供給元)部門で上位4%以内、環境パフォーマンス部門では紙パルプ業界の企業中上位5%以内、公正な事業活動とサプライチェーン部門では同上位15%以内に入った。APPは2020年を見据えて2012年に「持続可能性ロードマップビジョン2020」を公表し、同ビジョンの中で掲げた各種の取り組みが高く評価された。

 持続可能性ロードマップビジョン2020では持続可能な原料調達、温室効果ガスの削減、生物多様性の保全、地域の活性化を挙げて活動を進めている。加えて、インドネシアのサプライチェーンで自然林の伐採をやめる森林保護方針を2013年2月に立ち上げ、自然林伐採ゼロを誓約して自社の植林木で製品を製造している点が認められた。【アジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ(APP)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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