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環境ニュース[海外]

国連環境計画など、2016年の地球の保護区の状況を報告

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2017.01.10 【情報源】国連/2016.12.13 発表

 国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)などは、地球の保護区の状況を示す2016年版の報告書を公表した。それによると、海洋に関しては現在世界には計1850万平方キロメートルにおよぶ1万5000近くの海洋保護区があり、領海の13%以上が保護されており、生物多様性愛知目標の1つの達成に向け大きな進展がみられるという。2016年4月以降、世界中で360万平方キロメートルもの海洋が保護区に加えられ、海洋に占める保護区の比率は初めて5%を超えた。メキシコは65万平方キロメートルの土地と海を保護区に加え、陸水の4分の1近くを保護対象にすることを約束した。報告書は、漁業の持続可能な管理の強化、侵略的外来種の管理、気候変動への対処、生物多様性を脅かす有害なインセンティブの削減のため、保護区に投資することを推奨している。UNEPは最新の数値について保護区は面積だけではなく場所や保護の程度も重要だと指摘している。【国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター

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