アメリカ環境保護庁、地域社会の持続可能な成長に技術支援を提供

【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2017.01.12 【情報源】アメリカ／2016.12.14 発表

　アメリカ環境保護庁（EPA）は、「持続可能な地域社会作りの基礎資材」（Building Blocks for Sustainable Communities）プログラムのもと、19州にある25の地域社会に、きれいな大気、水、経済成長などの地域の目標達成のため技術支援を提供すると発表した。今年度は、1）緑あふれるコンプリートストリート（自動車のみでなく、自転車、歩行者、公共交通の利便性も考慮した道路）、2）公正な開発、3）インフィル型開発（市街地の空き地などを活用した住宅供給）の計画策定、4）小規模な都市および僻地のための持続可能な戦略、5）沿岸部や川沿いの地域社会のための洪水に対する耐性、の5つの支援ツールを提供する。例えば、フロリダ州マナティ郡で、緑地の創造、再開発の奨励、洪水の緩和、湾岸へ流出する水の浄化を含む長期的な雨水対策を支援するという。同プログラムは2011年に起ち上げられ、これまでに41州の130の地域社会に支援を提供している。【アメリカ環境保護庁】