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環境ニュース[国内]

ドイツ 発展途上国・中進国から気候保護奨学生を招致

環境学習 その他(環境学習)】 【掲載日】2017.01.27 【情報源】/2017.01.11 発表

 ドイツ連邦環境省は、2017年の気候保護奨学生として20名が選ばれたことを公表した。これは、アレキサンダー・フォン・フンボルト財団が2010年以降、発展途上国と中進国における青年リーダーに対し、気候・資源保護奨学金を授与してきたプログラムであり、連邦環境省の国際気候保護イニシアティブによって資金が拠出されている。シュヴァルツェリューア=ズッター政務次官は、「この奨学生プログラムは、気候・環境保護分野における未来の政策決定者の国際的ネットワークの構築を支援するもの。奨学生は、ドイツ滞在を通じて、気候変動によって起こりうる影響を克服・削減するための多様なノウハウを得ることができる」と述べた。昨年のプログラムには、マダガスカルにおいて初となる高度な気候変動シナリオの作成に携わった数学者や化学枯葉剤「エージェント・オレンジ」で汚染されたベトナム中部におけるエネルギー作物の栽培担当した生物学者といった研究者、並びに国家機関や裁判所の専門家が参加した。プログラムの運営は、アレキサンダー・フォン・フンボルト財団が、ドイツ産業連盟やドレスデン工科大学、ドイツ学術交流会、ドイツ環境基金、ドイツ国際協力公社、再生可能エネルギーアカデミーと共同で実施している。【ドイツ連邦環境省】

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