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環境ニュース[海外]

FAOなど、処理済み廃水の農業利用を検討する会合を開催へ

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2017.02.06 【情報源】国連/2017.01.19 発表

 国連食糧農業機関FAO)は、農作物の需要増と水不足が懸念されるなか、都市廃水の農業利用について議論する会合を国連大学水・環境・保健研究所(UNU-INWEH)、国連教育科学文化機関(UNESCO)などとともに2017年1月19日、ベルリンで開催する。会合では、廃水の再利用に関し専門家らが各国の実施状況や最新の傾向について議論する。農業をはじめ様々な分野で水の需要が増大するなか、気候変動の影響で水不足は今後さらに悪化するとみられる。しかし適切に管理された廃水は農業生産に再利用でき、廃水中の栄養塩は肥料にもなるという。そのためには廃水に含まれる病原菌や汚染物質、抗生剤など残留医薬品の除去が必要になる。廃水の再利用は世界各地ですでに行われている。たとえば水が乏しく廃水の汚染も激しいエジプトでは、人工湿地が廃水処理方法として有効だとわかってきた。ヨルダンでは、再生水が国の水使用量全体の25%を占めており、アメリカ西部では、使用済みの水の処理と管理型地下水涵養(MAR)が一般的に行われているという。この会合は、ドイツ連邦食糧・農業省(BMEL)が毎年開催する食料・農業グローバル・フォーラム(GFFA)(2017年1月19〜21日)の一環として行われる。【国連食糧農業機関

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