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環境ニュース[国内]

兵庫県、メガソーラーの設置で条例 知事への届け出など義務化

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2017.02.14 【情報源】地方自治体/2016.12.27 発表

 兵庫県は、メガソーラーの設置事業者を対象に、地域住民への事前説明や知事への届け出を義務づける条例を制定する。県は2017年度の施行を目指している。
 対象となるのは、事業用地の面積が5000m2以上の太陽光発電施設。建物の屋根や屋上への設置は対象外とする。着工の60日前、事業廃止の30日前までに知事に届け出ることや、知事への届け出の前に近隣関係者に事業計画の内容について説明することなどを義務化する。また、周辺地域の景観との調和と緑地保全、防災上の措置、安全性の確保、廃止後に講じる措置に関する基準も示す。
 2012年7月に固定価格買い取り制度がスタートして以降、全国で太陽光発電をはじめとする再エネの導入が拡大する一方、景観や生活環境、防災・安全対策などの問題から地域住民とトラブルになるケースもあり、社会問題化している。県は一定のルール作りが必要と判断し、太陽光発電施設の設置などの際の基準を設けるとともに、住民との調整などの手続きを定める条例を制定し、良好な環境や県民生活の安全確保を目指す。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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