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環境ニュース[海外]

世界気象機関、鉄砲水ガイダンスシステムを通じた洪水予測能力の強化を推進

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2017.02.27 【情報源】国連/2017.02.07 発表

 世界気象機関(WMO)は、年間約5000人が命を落とす大災害の鉄砲水に対する予測技能の向上に取り組んでいる。アメリカ国立気象局、水文調査センター(HRC)、アメリカ国際開発庁の海外災害援助局(USAID/OFDA)の協力のもと、各国気象水文機関(NMHS)の能力を強化して、タイムリーかつ正確な鉄砲水警報の発動、同ガイダンスシステムのNMHS日常業務への統合、さらにNMHSと災害管理機関との連携強化を目指すという。現在、世界9地域(中央アメリカ、ハイチとドミニカ共和国、アフリカ南部、ヨーロッパ南東部等)でプロジェクトが実施されている。これらの地域の大半で鉄砲水の効果的警報手段の開発力が不足しているという。
 今後も気候変動によって気温が上昇し降水量が増加するため、世界中で洪水が増えると予想される。なかでも鉄砲水は河川洪水より短時間、小規模空間で発生するため、その予測は従来の手法とは異なる。ガイダンスシステムの性能は、WMOの支援で予測、警報の検証試験が行われ、そのスコアで決定される。2016年のクロアチアのNMHSによる試験では、84%の優良な的中率であった。【世界気象機関

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