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環境ニュース[国内]

帝人フロンティア、サッカーのガンバ大阪と試合会場でPETボトルリサイクル活動展開

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2017.02.27 【情報源】企業/2017.02.23 発表

 帝人フロンティアは、サッカーJ1リーグのガンバ大阪とともに、試合会場で発生する使用済みPETボトルのリサイクル活動を展開する。同社は帝人の100%子会社で、繊維原料・衣料製品、工業資材などを手掛ける。使用済みPETボトルをポリエステル繊維にしてグッズに活用する。2月26日のヴァンフォーレ甲府戦=吹田サッカースタジアム(大阪府吹田市)=から始める。

 ホームゲームで来場者の使用済みPETボトルを回収して、帝人フロンティアがポリエステル繊維に再生し、ガンバ大阪関連のリサイクルグッズに製品化する。スタジアムの内外に回収場所を設けて協力を呼び掛ける。ガンバ大阪と社会貢献などでパートナーシップ協定を結んでいる追手門学院大学の学生ボランティアが担当する。

 追手門学院大学の学生ボランティアはこれまでも、環境意識の啓発を目的に試合会場のゴミの分別を行っている。今回、これをPETボトルのリサイクル活動に広げる。PETボトルの回収では、リサイクルを容易にするためにラベルをはがしたり飲み残しを廃棄したりする。年間でPETボトル約30万本分にあたる約8tの回収・リサイクルを見込む。

 帝人フロンティアは衣料から産業資材までの幅広い用途で環境保全を進めている。その一環としてガンバ大阪の環境配慮活動に賛同し、試合会場で回収したPETボトルのリサイクル推進を決めた。帝人グループは全国高校サッカー選手権大会の協賛や、松山事業所(松山市)有志のサッカースクール運営をはじめ、サッカーとつながりが深い。
【帝人フロンティア株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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