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環境ニュース[国内]

大和ハウス、スマートタウンが「第1回先進的まちづくりシティコンペ」で大臣賞を受賞

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2017.02.28 【情報源】企業/2017.02.22 発表

 大和ハウス工業が堺市に開発したスマートタウン(環境配慮型の街)「SMA×ECO TOWN(スマ・エコタウン)晴美台」が、国土交通省主催「第1回先進的まちづくりシティコンペ」で国土交通大臣賞を受賞した。創り出すエネルギーが消費エネルギーより多いネット・ゼロ・エネルギー・タウンにした試みなどが評価された。

 先進的まちづくりシティコンペは、最先端技術の活用や新しい手法でまちづくりを行っている都市の地域・区域を募り、優良事例を表彰する。今回、初めて実施され、自治体が関与するか連携していることが受賞の条件となった。スマ・エコタウン晴美台は、堺市が公募した「晴美台エコモデルタウン創出事業」に選ばれて開発した。

 65戸の一戸建て住宅地で、全戸が太陽光発電システムと家庭用リチウムイオン蓄電池を装備し、大半は家庭用燃料電池「エネファーム」も備える。まち全体のエネルギーを「見える化」し、集会場の屋根や調整池の上にも太陽光発電を設置してゼロ・エネルギー・タウンを実現した。電気自動車のシェアリングも展開している。

 コンペでは、まち全体をゼロ・エネルギーにした日本初の試みであることや、まちの年間エネルギー収支を算出して成果を実証・「見える化」している点に先進性が見られる、と認められた。共有の太陽光発電設備で各戸の負担を軽減していることも評価された。コンペには39件の応募があり、国土交通大臣賞5件が選出された。
【大和ハウス工業株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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