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環境ニュース[国内]

凸版印刷、家庭の最適なエネルギープランが提案できる事業者用サービスを開発

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2017.03.03 【情報源】企業/2017.02.27 発表

 凸版印刷は、家庭のエネルギー使用量を推定して電力、ガス、灯油を組み合わせた最適なエネルギープランが顧客に提案できるエネルギー事業者用サービスを開発した。電気、ガス事業者や灯油を扱う業者を対象に、本格的な提供を4月に始める。電力、ガス、灯油を組み合わせて家庭のエネルギー最適化を推定する総合診断は国内で初という。

 凸版印刷が環境コンサルティングの早稲田環境研究所(東京・新宿)などと研究・開発するエネルギー消費量推定法「REEDA(リーダ)」を活用する。過去のエネルギー使用データが分からなくても、家族構成や生活行動でエネルギー消費の状況が把握できるようになる。今回、従来の電力に加えてガスと灯油の消費量の推定に対応した。

 凸版印刷が独自開発した計算方法を基に、家族構成などの属性情報からエネルギー消費量を推定し、電力、ガス、灯油を組み合わせて最適化したエネルギープランが提案できる。家庭のエネルギー消費量の推定には従来、毎月の光熱費や設備など複雑なデータ入力が必要だが、このサービスは属性情報だけでエネルギー消費量の推定を実現する。

 推定結果は、各エネルギー事業者の要望に応じてウェブサイト、タブレット(携帯情報端末)、ダイレクトメールなどで展開できる。省エネアドバイスや推奨家電情報などのリポート、節電ポイント発行、クーポン配信などのキャンペーン施策とも連動する。エネルギー事業者は、顧客に対して満足度向上につながるサービス提供が可能になる。
【凸版印刷株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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