一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

オランダ環境評価庁、Nature Outlookを公表

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2017.03.08 【情報源】オランダ/2017.02.21 発表

 オランダ環境評価庁(PBL)は、2050年に向けた自然と生物多様性に関する長期政策を検討するプロジェクト「自然展望(Nature Outlook)」の成果をまとめた。その報告書を発表するイベントを2017年3月23日にブリュッセルで開く予定で、参加者を募集している。
 EUの生物多様性に関する政策や規制は、これまで自然保護に大いに寄与したものの、自然のための十分な空間の確保、経済部門による自然への配慮の向上、自然に有益な活動の奨励など課題が残っている。生物多様性の更なる消失を食い止めるには、社会的・政治的関与の拡大が必要である。一方、自然から享受するものは、風景や動植物、自然が提供する製品・サービス、経済機会など、人によって様々である。「自然展望」では、2020年以降の政策の共通基盤を見出すため、欧州市民の自然に対するこの多様な価値観を基に複数(4つ)の視点からアプローチするという手法を用いた。
 報告書の発表イベントでは、この複数視点からのアプローチがいかにEU、国、地域の政策決定に役立つかなど、報告書の要点が紹介されるほか、欧州委員会環境総局への報告書提出、今後の自然のあり方に関する様々なテーマの討論会も行われる。【オランダ環境評価庁 】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース