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ソーラーフロンティア、CIS系薄膜太陽電池サブモジュールで変換効率の世界記録更新

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2017.03.06 【情報源】企業/2017.02.27 発表

 ソーラーフロンティアは、CIS系薄膜太陽電池の30cm角サブモジュールで、変換効率の世界最高記録を更新して19.2%を達成した。同社は昭和シェル石油100%子会社で、太陽電池を手掛ける。国立研究開発法人の産業技術総合研究所が測定した。自社が2012年2月に記録した17.8%を大きく上回った。この技術を適用した製品の量産を今夏に始める。

 全ての薄膜系太陽電池サブモジュールの中で世界最高記録となる。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との共同研究を通し、ソーラーフロンティアの研究開発拠点、厚木リサーチセンター(神奈川県厚木市)で更新した。銅・インジウム・セレンなど光吸収層の製膜プロセス改良で、品質を改善して実現した。

 厚木リサーチセンターにはソーラーフロンティア主力工場の生産装置の原型になるパイロットプラントがあり、開発した技術の商業生産への迅速な適用を推進している。ソーラーフロンティアは、今回の変換効率19.2%の成果に活用した新技術によって製品の性能を大幅に高め、国富(くにとみ)工場(宮崎県国富町)で量産を開始する。

 30cm角のサブモジュールの世界記録更新に加え、縦横7cm・5cmサイズのCIS系薄膜太陽電池ミニモジュールでも、エネルギー変換効率19.8%の世界最高記録を達成した。これはドイツの応用研究機関、フラウンホーファー研究機構が測定した。これまで全ての薄膜系太陽電池ミニモジュールの世界最高記録だった18.7%を大きく更新した。
【ソーラーフロンティア株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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