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環境ニュース[国内]

帝人フロンティア、サッカーJリーグのFC東京とPETボトルのリサイクル活動を開始

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2017.03.07 【情報源】企業/2017.03.03 発表

 帝人フロンティアは、サッカーJリーグのFC東京と共同で使用済みPETボトルをポリエステル繊維に再生してFC東京のグッズなどに製品化するリサイクル活動を始めた。同社は帝人の100%子会社で、繊維原料・衣料製品、工業資材などを手掛ける。ホームグラウンドの味の素スタジアム(東京都調布市)が使われる試合で実施し、ホーム開幕戦の3月4日から行っている。

 この取り組みは「ECOパスプロジェクト in 味スタ」として、味の素スタジアム内に資源分別回収設備を設置し、その中のPETボトル専用ボックスで集める。スタジアムにあるボール置き台に回収量のメーターを付けて参画意識を高め、スタジアム内の大型モニターで訴える。回収量はパソコンやスマートフォン(多機能携帯電話)でも確認できる。

 回収量2tの目標を掲げ、使用済みPETボトル1本20gと想定して10万本の回収を計画する。ラベルとキャップを外して専用回収ボックスに投入してもらう。ラベルは燃えないゴミ(プラスチック)、キャップは専用ボックスに入れる仕組みだ。プロジェクトのシンボルマークも作成した。青と赤のFC東京カラーで思いやりの心と地球などを表した。

 衣料から産業資材までの幅広い用途でリサイクルをはじめとした環境配慮を進めている帝人フロンティアと、環境活動の推進を目指すFC東京の思いが一致し、プロジェクトを展開することにした。帝人フロンティアは同じJリーグのガンバ大阪とも、今回のプロジェクトと同様、試合会場での使用済みPETボトルのリサイクルを2月26日に始めている。
【帝人フロンティア株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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