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環境ニュース[国内]

太平洋地域環境計画事務局、太平洋島嶼国における気象サービス改善方法を分析

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2017.03.14 【情報源】/2017.02.27 発表

 世界気象機関(WMO)によると、太平洋地域環境計画事務局(SPREP)は太平洋島嶼国が気候変動と災害に備えるため気象および水文サービスを改善する方法を示す事例報告を公表した。太平洋島嶼国は多様で分散した地域社会で構成されており、交通や通信サービスが制限されている。気象・気候情報の提供も困難な課題であり、他国の事例研究から教訓を得る必要があるという。例えば、フィジーではエネルギー部門のための気候情報や自給農家のための季節的降雨予測、バヌアツではミツバチ飼育のための気候予報や地域社会に基づく降雨ネットワークモニタリング、サモアでは災害時に地域社会に警報を出す携帯電話メッセージや気候データのデジタル化、クック諸島では干ばつのモニタリングと情報発信が実施されているという。この事例報告は、SPREPがフィンランド気象研究所(FMI)、太平洋各国気象水文機関(NMHS)と共に実施したプロジェクトの成果である。【世界気象機関

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