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環境ニュース[国内]

日本製紙、産業用紙製品の各工場で国際的な森林認証「FSC」の「CoC認証」を取得

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2017.03.22 【情報源】企業/2017.03.22 発表

 日本製紙は、産業用紙製品などを生産する各工場で、国際的な森林認証「FSC森林管理協議会)」の「CoC認証」を新たに取得した。工場は、富士工場(吉永)=静岡県富士市、大竹工場=広島県大竹市、関東工場(草加)=埼玉県草加市、関東工場(足利)=栃木県足利市=などだ。このうち富士工場(吉永)では高級板紙のFSC認証紙の生産を始めた。

 FSCは木材を生産する世界の森林と、その森林から切り出された木材の流通や加工の過程を認証する。森林の環境保全に配慮し、持続可能な形で生産された木材を認証するとともに、流通・加工の管理についてCoC認証を与える。CoC認証は流通・加工の際に認証を受けていない林産物が混ざらないようにすることを目的にする。

 富士工場(吉永)、大竹工場、関東工場(草加・足利)ではFSC認証の白板紙、包装用紙、印刷用紙、特殊板紙を生産する。富士工場(吉永)ではCoC認証の取得を受け、高級板紙「リバース70」のFSC認証紙「リバース70F」の生産を2月に開始した。古紙配合率70%を保証し、グリーン購入法にも適合している。

 これまでも別の森林認証「PEFC」の認証紙「リバース70 PEFC」を生産しているが、リバース70Fをラインアップすることで、ニーズに合わせて認証紙を選択できるようにした。PEFCは各国で運営されている森林認証制度を国際的に共通して承認する。森林管理認証と、認証森林から生産された木材の使用を認めるCoC認証がある。
【日本製紙株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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