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環境ニュース[国内]

北九州市、下水道分野で技術協力 プノンペンと覚書締結

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2017.04.06 【情報源】地方自治体/2017.02.10 発表

 北九州市は2月17日、姉妹都市であるカンボジアの首都プノンペン市と下水道分野の技術協力に関する覚書を結んだ。人材育成や技術移転などにより、プノンペンの水環境改善に向けた下水道の支援に本格的に着手する。
 プノンペンは北九州市の水道分野の技術協力により漏水率の大幅な低減を実現した「プノンペンの奇跡」で知られるが、近年は急激な発展による都市開発や人口増加に伴い、水環境問題が顕在化し、下水道整備とそれを支える人材育成が急務となっている。
 プノンペンは昨年12月、国際協力機構(JICA)の支援により下水道整備の基本方針となるマスタープランを策定、本格的な下水道整備がスタートした。北九州市はJICAの草の根技術協力事業に採択された事業を2019年度まで実施する。下水道関連の人材育成やポンプ場など関連施設の運転・維持管理技術の移転のほか、市民の意識向上を図る環境教育や啓発活動などに取り組む。
 2月15日には国交省とカンボジア公共事業運輸省が下水道分野の協力について覚書を締結。北九州市は国と連携し、カンボジアの水環境改善に積極的に取り組む。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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