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環境ニュース[国内]

国際エネルギー機関、インド電力部門の低炭素化へ向けたワークショップ開催

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2017.04.10 【情報源】/2017.03.21 発表

 国際エネルギー機関(IEA)とインド国家変革協会(NITI)は、国や州政府、規制当局、システム事業者など、約75名が参加するワークショップを開催し、インドの電力部門の低炭素移行について議論した。近年インドでは、電力構成における再生可能エネルギーの割合が増加しており、それに伴って発電システムの柔軟性の向上が優先事項となっている(電力の需要・供給パターンの変更に適応させるために、送電網の能力を高めるにはどのような方法や技術があるのか、必要な時と場所に電力を届けるにはどのような規制や市場の枠組みが必要なのかなど)。インドは、2022年までに送電網の再生可能エネルギーの発電容量を現在の50ギガワット(GW)から175GW(太陽光100GW、風力60GW、その他15GW)に増やすことを計画しているが、州によって再生可能エネルギーの設置の段階に差があり、実現には大きな課題があるという。今後は、相互接続送電網や貯蔵、需要側対策などあらゆる柔軟性の選択肢を調査し、また電力の価格設定などの規制の課題に取り組むことも必要となる。【国際エネルギー機関

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