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環境ニュース[国内]

欧州環境庁、2016年に新車の燃費は改善したものの改善幅は過去10年間で最低と報告

大気環境 交通問題】 【掲載日】2017.05.08 【情報源】/2017.04.20 発表

 欧州環境庁(EEA)は、EUで販売された新車の燃費は2016年も引き続き改善したが、改善のペースは鈍化したとする暫定データを公表した。2016年の新車の平均CO2排出量は1キロメートル走行当たり118.1グラムで、2015年比で1.4グラム(1.2%)減少した。これは年間改善幅として2006年以降で最低だった。2015年までに130グラムに抑えるという目標値は大幅に下回っているが、2021年までに95グラムという目標を達成するには今後5年間で燃費を大幅に改善する必要があるという。EUにおける2016年の新車登録台数は2015年比で約7%増の1470万台となった。2016年の新車の平均CO2排出量はオランダ以外のすべての国で減少した。最も減少したのはラトビア(8.2グラム減)、次いでチェコ共和国(5.2グラム減)だった。両国では軽量の小型車を購入する傾向から、平均CO2排出量の低下につながったという。【欧州環境庁】

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