一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

東京都、下水道事業の温室効果ガス 30年度までに3割減めざす

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.05.10 【情報源】地方自治体/2017.03.10 発表

 東京都は、下水道事業での新たな地球温暖化防止計画「アースプラン2017」を策定した。下水道事業で発生する温室効果ガス排出量を2020年度までに00年度比25%以上、30年度までに同30%以上削減することを目指す。00年度の排出量は106.5万トン。
 都によると、汚水や雨水のくみ上げ、汚れを分解する微生物への空気の供給、下水汚泥の焼却などで電気と燃料を大量消費する下水道事業での温室効果ガス排出量は、都の事業の中で最大で、総排出量の35%(14年度)を占める。
 目標達成のため、徹底した省エネや太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入拡大に加え、新たな高度処理技術の開発や汚泥焼却時に発生する廃熱を活用した発電、建物や施設の照明のLED化などに取り組む。
 環境先進都市の実現を掲げる小池百合子知事は「高い目標だが、達成を目指したい」と話している。
  
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース