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環境ニュース[国内]

オルビス、山梨県甲州市で進める森林再生プロジェクトで植林、従業員らが参加

環境一般 CSR】 【掲載日】2017.05.15 【情報源】企業/2017.05.08 発表

 オルビスは、「甲州市・オルビスの森」プロジェクトの一環で4月15日に植林を実施した。同社はポーラ・オルビスのグループ企業で、化粧品や栄養補助食品を手掛ける。山梨県甲州市で荒廃した森林を里山に再生する取り組みとして、同社従業員のボランティアと関係者らが80本の苗木を植えた。このプロジェクトは2012年度から10年計画で展開している。

 植林には約80人の従業員や家族、関係者が参加し、造園業者の指導を受けながら、ヤマザクラ、ソメイヨシノ、シャラノキなどの苗木を植えた。従業員のボランティアたちは、高さ2mほどの苗木を植樹して添え木をするなどの作業に取り組んだ。環境保全・農業開発協力活動などを手掛ける公益財団法人のオイスカの協力を受けた。

 甲州市・オルビスの森は、甲州市塩山小河原に位置する。東京ドーム約21個分にあたる面積約100haの市有林で、オルビスはオイスカの仲介で同市と整備・保全に向けた協定を2011年1月に結んだ。予定されていたレジャー施設の建設中止で放置されて荒廃が進んでいた土地を、人が集まって自然に親しむ里山にすることを目指す。

 オルビスは、甲州市・オルビスの森プロジェクトを社員参加型の環境ボランティアイベントとし、植林や下草刈りなどの整備を年2回、行っている。2014年には、込み過ぎた立木を一部伐採する間伐も始めた。同森に近いJR塩山駅(甲州市)の構内には、4月28日のリニューアルに伴い、間伐材を利用したベンチが設置された。

【オルビス株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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