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環境ニュース[国内]

兵庫県、温室効果ガス削減目標を策定 30年度に13年度比26.5%減

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.06.07 【情報源】地方自治体/2017.03.21 発表

 兵庫県は「県地球温暖化対策推進計画」を策定し、2030年度までに県内の温室効果ガス排出量を13年度比で26.5%削減する目標を掲げた。また、30年度の再生可能エネルギーによる発電量の目標を70億kWhに設定。県独自の取り組みを推進し、低炭素社会づくりをリードしていく。
 県は13年度に策定した「第3次県地球温暖化防止推進計画」の見直しを進めていた。昨年11月に地球温暖化対策の新たな国際的枠組み「パリ協定」が発効するなど、国内外の動きを受けて、20年度に温室効果ガス排出量を13年度比で5%削減するとした従来の計画は中間目標とし、新たに30年度までを見据えた計画を策定。30年度までに13年度比で26.0%削減という国の目標を上回る。
 県内の再エネ導入量は、太陽光発電が9割近くを占める。県は太陽光以外も推進していく。
 県は新たな基金を創設し、森林整備や再エネ導入、中小規模事業者の省エネ機器導入を促進する。また、二酸化炭素(CO2)排出削減・吸収分を基金拠出事業者などに移転する仕組みについても検討する。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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