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環境ニュース[国内]

東京ガス、新環境活動「森里海つなぐプロジェクト」開始、助成やボランティアを実施

環境一般 CSR】 【掲載日】2017.06.09 【情報源】企業/2017.05.31 発表

 東京ガスは、グループの新たな環境活動「森里海つなぐプロジェクト」を6月1日に始めた。森、里、海それぞれを守り、生物多様性の保全や地域の活性化を目指す。森林整備事業などへの助成や、グループ従業員・家族たちによる環境保全ボランティアなどを実施する。2030年度まで継続し、持続可能なまちや暮らしづくりを後押しする。

 森、里、海と暮らしのつながりを意識して取り組み、新たなつながりから相乗効果が生まれることを期待して名付けた。荒川、多摩川、利根川流域を中心にしたエリアを対象にする。森は林業の衰退で手入れが十分でない場所があり、里は開発の進展などで自然環境が荒れているなどの課題を抱える。海は気候の安定に大きな働きを持つ。

 プロジェクトでは、森林保全とバイオマス利用、里山保全とバイオマス利用、海の森づくりを展開する。助成は、森林の整備や、未利用の間伐材などをエネルギーに有効活用するために行う。環境保全のボランティアは、6月に「アマモ(海草)場再生による海の森づくり」に参加し、10月には里山で間伐下草刈りなどの活動に加わる。

 これらのほか、顧客にプロジェクトを身近に感じてもらうため会員サービス「myTOKYOGAS」のポイント「パッチョポイント」の交換メニューを新設する。100ポイントから受け付け、森、里、海とそれらをつなぐ川で環境活動を行うNPOなどに寄付する。パッチョポイントは東京ガスの各種サービスの利用やキャンペーンへの参加でたまる。
【東京ガス株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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