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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関と中国、エネルギー大臣らの会合を主催しCO2回収・貯留・利用技術の重要性を確認

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2017.06.21 【情報源】国際機関/2017.06.06 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、CO2回収・貯留・利用(CCUS)技術に関するエネルギー大臣らの会合を中国とともに開催した。会合は第8回クリーンエネルギー大臣会合を前に北京で開催され、カナダ、中国、ノルウェー、アメリカのエネルギー大臣、オーストラリアと欧州委員会の代表、産業界のリーダー等が出席、CCUSがCO2排出削減とエネルギー安全保障で重要な役割を果たすことを確認した。会合の参加国は現在世界で操業または建設中の22のCCUSプロジェクトのうち19を占めている。アメリカではテキサス州でペトラノヴァ社が世界最大級のCO2回収システムを導入しており、これは既存の石炭火力発電所から年間160万トンのCO2を回収できるという。回収したCO2を利用したウェスト・ランチ油田の石油生産は、現在の一日当たり約500バレルから最大1万5000バレルに増加すると見込まれている。IEAは、成功事例を分析し、的を絞った控えめな公的介入で商業的に成立するCCUSプロジェクトを起ち上げる機会を見つける必要があるとした。【国際エネルギー機関

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