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環境ニュース[国内]

東京都杉並区、たばこの吸い殻リサイクル 肥料などに再利用、ごみ減量

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2017.07.05 【情報源】地方自治体/2017.03.28 発表

 東京都杉並区は、区庁舎内から出るたばこの吸い殻のリサイクルを始めた。吸い殻を分解して、プラスチック製品や肥料に再利用する。区は年間約1220kgの吸い殻ごみの減量を見込む。
 世界各地でリサイクル事業を展開する米テラサイクルの日本法人、テラサイクルジャパン(東京)とトゥルースピリットタバコカンパニー(同)が共同で実施するプログラム「吸い殻ブリゲード」に参加。回収した吸い殻のフィルターは灰皿などの再生プラスチック製品に、葉と紙の部分は肥料などに再利用する。
 区によると、区本庁舎では1日約5kgの吸い殻が出る。従来は費用を払って可燃ごみとして処理していたが、再利用することで処理費用を抑えられる。
 また、回収した重量に応じて区には500gにつき50ポイントが付与される。付与されたポイント(1ポイント=1円)は、リサイクル業者から区内のNPOなどに寄付される。
 杉並区はごみ減量に全庁を挙げて取り組んでいる。区の1人当たりのごみ排出量(1日)は2011年度以降、5年連続で東京23区で最少を記録している。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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