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環境ニュース[国内]

岡山県倉敷市、水素ステーション整備 FCVや外部給電器も導入

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2017.07.10 【情報源】地方自治体/2017.05.21 発表

 倉敷市は、燃料電池車(FCV)に水素を供給する水素ステーションを、同市の環境学習拠点「環境交流スクエア」(水島愛あいサロン)に設置した。水素ステーションの整備は岡山県内で初めて。
 水素製造装置を備えたスマート水素ステーションを環境交流スクエアの駐車場内に設置した。施設屋上にある既設の太陽光発電設備(出力25kW)でつくった電力で水を電気分解し、1日当たり1.5kgの水素を製造する。貯蔵タンクはFCVを3、4台フル充填できる水素19kgを保管できる。総事業費約1億5000万円のうち、4分の3は環境省の補助金を活用した。
 市は水素ステーションの整備にあわせ、ホンダのFCV「クラリティ・フューエル・セル」(5人乗り)1台と外部給電器「Power Exporter(パワーエクスポーター)9000」も導入。再生可能エネルギー由来の水素をFCVに供給するという、二酸化炭素排出のない水素エネルギー製造・活用モデルを構築した。
 伊東香織市長は「環境学習の拠点である環境交流スクエアにスマート水素ステーションを設置することで、子供たちの学習にも役立てたい」と話している。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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