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環境ニュース[国内]

東京港(大井ふ頭)におけるヒアリの調査状況報告

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2017.07.14 【情報源】環境省/2017.07.13 発表

 環境省は、7月6日にヒアリが確認されたコンテナについて、7月12日に、港湾関係者の協力を得て床板をはがす等、詳細に調査をし、専門機関で分析を行った結果を発表した。
 
 今回確認された数は、100個体程度(死骸を含む)の働きアリの他、卵、幼虫、さなぎを確認。女王アリ及び有翅アリは確認されなかった。
 発見した状態は、ほとんどがコンテナ内の一部の床板の中(湿気を帯びて脆くなった合板の層の中)で確認。そのほか、コンテナ内部の床の上、外部の舗装面上、7日に設置したトラップ上で少数を確認。
 
 コンテナの床板を全てはがして、床板とコンテナ骨組みの隙間や板材の内部を調査した。確認されたヒアリの疑いのある個体は全て殺虫剤で駆除し、コンテナの底に当たる骨組みの裏や目視できない隙間などに生体が残っている可能性を考え、コンテナ全体をビニールシートで覆い、燻蒸処理を行った。

 今後、当該地の周辺地域において、殺虫餌(ベイト剤)設置、目視及びモニタリングトラップ等のさらなる確認を行う。

【環境省】

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