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環境ニュース[国内]

国連気候変動枠組条約、都市の気候変動に対する回復力向上の取り組みを報告

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2017.07.19 【情報源】/2017.07.03 発表

 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、気候変動に対する回復力向上のための都市の取り組みをまとめた報告書を公表した。世界人口の半数以上が都市部に住んでおり、都市人口は2050年までにさらに25億人増加すると予測されている。人口が密集する都市部を豪雨や海面上昇砂漠化が脅かしていることから、既に多くの都市が建物の回復力強化や気候関連リスクへの対処に取り組んでいる。報告書はこれらの取り組みを、学習、技術支援へのアクセス、約束、資金、団結の5つの側面からまとめた。100のレジリエンス都市(100 Resilient Cities)、世界首長誓約(Global Covenant of Mayors)などの取り組みを通じて、都市のリーダーは気候変動への対処で協力しており、世界銀行イクレイ、国連人間居住計画などの世界規模の組織からの支援により、政策決定者や実務家は多様な資源が利用できるようになっている。報告書は、取り組みが多岐にわたり、過去10年間にそのサービスが進化していることを強調した。この報告書は、2017年5月8〜18日に開催されたボン気候変動会議で提出された。【国連気候変動枠組条約】

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