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環境ニュース[海外]

世界気象機関など、海面上昇とその影響について協議するオープン・サイエンス・カンファレンス開催へ

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2017.07.20 【情報源】国連/2017.07.06 発表

 世界気象機関(WMO)は、2017年7月10〜14日にニューヨークで海面上昇とその影響について協議するオープン・サイエンス・カンファレンスが開催されることを公表した。世界の大都市や経済ハブの多くは沿岸に位置し、沿岸洪水、高潮、満潮の影響を受ける。カンファレンスでは科学者や都市計画者らが、1)過去、現在、将来の地域的海面上昇とその変動性に寄与する主要因の特定、2)これらの要因の不確実性の軽減、3)沿岸計画策定と管理のために利害関係者が必要としている海面上昇関連情報の特定、4)新たな研究、技術開発、観測の要件の定義、について協議し、沿岸地域社会が適応と計画策定のために必要とする海面上昇に関する最新情報を提供する。また、海面上昇に伴う問題への実践的解決策を提案するには、科学界は市民などの利害関係者との対話を強化する必要があるとし、2017年7月12日にはニューヨークほか世界各地からの参加者と、気候や海面上昇に関する質疑応答のイベントを行う。【世界気象機関

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