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環境ニュース[国内]

積水化学、鉄骨系平屋住宅の新商品を販売、エネルギーの自給自足100%を実現

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2017.07.27 【情報源】企業/2017.07.24 発表

 積水化学工業は、鉄骨系平屋住宅の新商品「スマートパワーステーションGR“楽の家”」の販売を、7月28日に始める。屋根が4方向に傾斜する寄せ棟タイプで太陽電池パネルと一体型の屋根「スマートGルーフ」を採用し、設置容量を増やす。床面積約20坪(約66m2)でも出力10kW以上が設置でき、エネルギーを100%自給自足できるのが特徴だ。

 スマートGルーフは、最上部が平らな形状の寄せ棟タイプの屋根として新たに開発した。トップの平らな面に加えて、北側を除く勾配屋根にも太陽電池パネルが取り付けられる。出力13.9kWの太陽光発電システム、容量12kWhの蓄電池、電池容量30kWhの電気自動車からの電力供給を活用することによって、エネルギーの自給自足100%を実現する。

 アルミ樹脂複合サッシの導入と同時に基礎と天井の断熱で寒冷地仕様を標準にし、年間に消費する正味のエネルギー量をゼロにするネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)仕様とした。アルミ樹脂複合サッシはペアガラスを標準に、断熱材を枠に追加した。基礎断熱は断熱材の厚さを従来の2倍、幅3.5倍、天井は厚さ1.4倍に増やした。

 平屋の受注が増加しているシニア層をターゲットにする。積水化学の研究機関が脳の健康を保つことを目的に提案するコンセプト「話食動眠」の間取りにする。会話・趣味、食事、運動、睡眠を意味し、それぞれに配慮する。外まで広がる1フロアとなり、全館空調システムで、急激な温度差による体への悪影響のヒートショックも抑制する。

【積水化学工業株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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