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環境ニュース[国内]

福岡市博多区におけるヒアリの確認

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2017.07.31 【情報源】環境省/2017.07.27 発表

 環境省は、平成29年7月27日(木)に福岡市博多区の事業者敷地において同事業者により発見されたアリについて、専門家による種の同定の結果、同日中に特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)と確認された、と発表した。

 当該ヒアリは、中国・広東省の蛇口港より出航した貨物船にて、福岡市東区の博多港アイランドシティ・コンテナターミナル(以下、ICCT)で陸揚げされ、陸路にて福岡市博多区の事業者敷地に運ばれた貨物コンテナ(1個)内より発見されたもの。

 確認されたヒアリは、中国から輸入された貨物コンテナの中で、サナギを含め30頭程度が発見された。現段階では陸揚げした博多港ICCT及び福岡市博多区の事業者敷地周辺からの発見情報はない。中国にて出航前にコンテナ内部に付着し、コンテナ内部で繁殖していた可能性はあるが、現時点ではヒアリが福岡市内の当該地域周辺に定着し、繁殖している可能性は低いと考えられる。

 しかし、当該コンテナが陸揚げされてから消毒されるまでの間に、周辺地域に侵入してしまった可能性も否定できないため、福岡市等の協力を得て、コンテナが一時的に留め置かれた地点(博多港ICCT、福岡市博多区の事業者敷地)の周辺において、ベイト剤及び捕獲トラップを設置し、ヒアリが侵入していないことを確認するための調査を開始した。

【環境省】

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