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環境ニュース[海外]

カナダ、ウィニペグ湖の淡水資源の回復に2570万ドルを拠出

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2017.08.07 【情報源】カナダ/2017.07.24 発表

 カナダ環境・気候変動省は、ウィニペグ湖とその水域の貴重な淡水資源の回復と改善を支援するため2570万ドルを提供することを発表した。これは、2017年度予算で淡水保護に割り当てられた7050万ドルの資金の一部。今回の資金は、1)栄養塩汚染を軽減すること、2)ウィニペグ湖水域全体の淡水質の保護のため連携を強化すること、3)協働ガバナンスの機会を強化し、淡水の問題への対処で先住民の参加を支援すること、の3つに重点を置く。ウィニペグ湖は面積約2万4500平方キロメートルのカナダで6番目に大きな湖で、水力発電、レクリエーション、淡水漁業によって、同国の経済に重要な役割を果たしている。また、20の先住民社会も生活、生計、伝統的利用において大きく依存している。ウィニペグ湖は、面積に対する土地排水の比率が世界最大であり、過剰な栄養塩流入によって汚染を処理する自然の能力が劣化しているという。2006年9月には、ほぼ湖全体を覆う大規模な藻類ブルームが発生している。【カナダ環境・気候変動省】

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