一般財団法人環境イノベーション情報機構
清水港におけるヒアリの確認について
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2017.08.29 【情報源】環境省/2017.08.28 発表
環境省及び国土交通省は、静岡県静岡市清水港での調査において、特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)を確認したと発表した。当該ヒアリは、清水港新興津コンテナターミナル内に設置していたトラップ及びその周辺で発見されたもの。
発見・捕獲した個体は101個体。
確認した個体については、全て殺虫処理するとともに、確認した地点の周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置、加えて静岡県が専門家の指導を得て殺虫剤を用いた駆除を実施した。
今月から中国、台湾等からの定期コンテナ航路を有する68港湾におけるヒアリ調査を実施しており、本件はその調査において、8月25日に公表した広島港に続き、2例目にヒアリが確認された事例となる。
6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は8月28日現在で11都府県、合計15事例。
【環境省】