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環境ニュース[国内]

神奈川県小田原市、再エネの地産地消推進へ 湘南電力など3社と協定

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2017.09.20 【情報源】地方自治体/2017.07.26 発表

 小田原市は再生可能エネルギー地産地消に向け、湘南電力(平塚市)、エナリス(東京)、ほうとくエネルギー(小田原市)の3社と協定を結んだ。太陽光発電の電力を市内の幼稚園や小中学校に供給。蓄電池を活用し、エネルギーを最適に管理するマネジメントシステムを構築する。
 市立小学校7校に太陽光発電設備(出力10kW)と蓄電池(容量10kWh)を12月をめどに、ほうとくエネルギーが設置。エナリスが蓄電池の遠隔制御によるインバランス(消費電力量と発電電力量の差)抑制やピークシフト、ピークカットなどのエネルギーマネジメントを行う。
 また、市立の幼稚園や小中学校42施設について、小田原市内や神奈川県内で発電した再エネ由来の電力を優先的に供給する湘南電力に10月から随時切り替え、再エネの地産地消を促進する。災害時には、蓄電池を非常用電源として活用する。事業期間は2028年3月末まで。
 事業を通じて得た発電量やエネルギーマネジメントの効果などのデータは、蓄積して効果検証などに活用するとともに、事業モデルの市内への波及を目指し、積極的に発信する。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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