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環境ニュース[国内]

三菱重工冷熱、加湿器の2017年度モデル発売、トップクラスの省エネ性能を実現

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2017.09.04 【情報源】企業/2017.08.21 発表

 三菱重工冷熱は、加湿器「roomist(ルーミスト)」の2017年度モデルを9月1日から順次発売する。同社は三菱重工業のグループ企業で、空調・冷蔵製品などを手掛ける。ハイブリッド加熱気化式3機種とスチームファン蒸発式5機種を展開する。ハイブリッド加熱気化式は、同方式でトップクラスの省エネ性能を実現した。エアコンと連動運転する機能も備える。

 ハイブリッド加熱気化式は、水を含むフィルターにファンで風を送って加湿する気化式と、水を含んだフィルターにヒーターで暖めた温風をあてて加湿する加熱気化式を組み合わせた。湿度に応じて方式を自動で切り替えることで、無駄な電力を抑える。湿度が低いと加熱気化式で素早く加湿し、設定湿度になると気化式で加湿量を調整する。

 ヒーターがオフになる「エコ運転」に設定すると、消費電力は通常運転より約90%抑制できる。木造和室の適用畳数8.5畳、12畳、14.5畳を用意した。消費電力は160W(エコ運転15W)、280W(同16W)、460W(同16W)となる。三菱重工グループのエアコンと連動し、エアコンがセンサーの湿度検知に基づいて運転・停止信号を加湿機に送る。

 スチームファン蒸発式は、蒸発布が吸い上げた水だけをヒーターで加熱して蒸発させる方式を採用している。木造和室6畳向けは最大消費電力250Wと、同方式・加湿能力の製品で最も電力消費が少ない。同10畳と20畳向けは、プラズマイオンの放出でウイルスや浮遊菌を抑えるとともに、特殊フィルターで細菌やカビを捕らえる機能を備える。【三菱重工冷熱株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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