一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

富士フイルムHD、2030年度目標の新CSR計画策定、CO2排出を2013年度比30%削減

環境一般 CSR】 【掲載日】2017.09.05 【情報源】企業/2017.08.30 発表

 富士フイルムホールディングスは、2030年度を目標にする新しいCSR企業の社会的責任)計画「サステナブルバリュープラン(SVP)2030」を策定した。環境分野では、CO2排出量と水資源の投入量のそれぞれを、2013年度と比べて30%削減することを掲げ、事業活動に伴う環境負荷と同等レベル以上の環境貢献を目指す、とした。

 富士フイルムホールディングスは2014〜2016年度に中期CSR計画「サステナブルバリュープラン2016」に取り組んだ。今回SVP2030によって、革新的な技術・製品・サービスなどの事業活動を通じた社会課題の解決を一層推進し、持続可能な社会実現に貢献する姿勢を示した。環境、健康、生活、働き方の4つの重点分野を設定した。

 環境分野ではCO2排出量と水資源に関して、2030年度の数値目標を定めた。CO2排出量は、自社製品のライフサイクル全体での排出量を、2013年度比で30%の削減とした。同時に、2017〜2030年度に排出するCO2累積量と同等の水準を相殺するため、「自社製品・サービスの普及による社会でのCO2排出削減量5000万tへの貢献」を設定し、進めていく。

 水資源はグループ全体の水投入量を2013年度比で30%削減し、2030年度に3500万t以下に抑える。加えて、水処理に活用される高機能材料やサービスを提供することで、社会で年間3500万tの水処理に貢献する。環境分野は気候変動への対応、資源循環の促進、エネルギー問題への対応、製品・化学物質の安全確保を重点課題にする。【富士フイルムホールディングス株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース