一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

2014年度及び2015年度の地球温暖化対策及び施策の進捗状況

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.09.06 【情報源】環境省/2017.09.04 発表

 環境省は、「2014年度及び2015年度の地球温暖化対策及び施策の進捗状況」について発表した。

 平成25年に決定した「当面の地球温暖化対策に関する方針」では、「地球温暖化対策を切れ目なく推進する必要性に鑑み、新たな地球温暖化対策計画の策定に至るまでの間においても、地方公共団体、事業者及び国民には、それぞれの取組状況を踏まえ、京都議定書目標達成計画に掲げられたものと同等以上の取組を推進することを求めることとし、政府は、地方公共団体、事業者及び国民による取組を引き続き支援することで取組の加速を図ることとする。」とされている。この点検は、当面の方針に基づき、2014年度及び2015年度において実施された地球温暖化対策・施策の進捗状況を確認するために実施し、地球温暖化対策推進本部として取りまとめたもの。

 日本の温室効果ガスの総排出量は、2014年度は約13億6,400万トン(二酸化炭素換算。以下同じ。)で、2013年度比で3.1%減少、2005年度比で2.4%減少した。2015年度は約13億2,500万トンであり、2013年度比で5.9%減少、2005年度比で5.2%減少した。
 2014年度及び2015年度の排出量がそれぞれの前年度の排出量と比べて減少した要因としては、電力消費量の減少(省エネ、冷夏・暖冬等)や電力の排出原単位の改善(再生可能エネルギーの導入拡大や原発の再稼働等)に伴う電力由来のCO2排出量の減少により、エネルギー起源のCO2排出量が減少したことなどが挙げられている。

【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース