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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、ハリケーン「ハービー」のスーパーファンドサイトへの影響を報告

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2017.09.15 【情報源】/2017.09.02 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、ハリケーン「ハービー」がテキサス州のスーパーファンドサイトへ及ぼした影響を報告した。
 EPAとテキサス州環境質委員会(TCEQ)は連携し、他の地方・州・連邦機関や緊急対応要員と共に24時間体制で、人の健康と環境に対するハービーの影響(特にテキサス州南東部の壊滅的洪水)に対処している。スーパーファンドサイトには有害物質が多く存在するため、洪水などによる流出が懸念される。
 EPAは空中画像を用いて41のスーパーファンドサイトの初期評価を実施し、サイト浄化の担当者に問い合わせた。その結果、28サイトではハービーに関連する被害や大洪水は確認されなかった。13サイトは既に洪水が発生または現在被害が発生している可能性があり、そのうち2サイトについては、調査の結果、緊急の浄化は不要と判断されたが、さらにサンプリングを続ける。また、11サイトは緊急対応要員が立入っていないが、水が引き次第、被害を調査する準備が整っているという。
 EPAやTCEQ等は引き続き最新情報を提供していき、また、地域社会に対し、安全に関する自治体職員の専門的助言に従うよう促すとしている。【アメリカ環境保護庁】

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