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環境ニュース[国内]

大和ハウス、既存の一戸建て住宅用に新型の宅配ボックスを開発、再配達削減へ

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.09.21 【情報源】企業/2017.09.15 発表

 大和ハウス工業は、既存の一戸建て住宅用に新型の宅配ボックス「D’s box(ディーズボックス)」を開発した。住宅所有者向けに10月1日に発売する。容易に導入できるようにして普及を進める。宅配便の荷物を運ぶトラック走行に伴い増加するCO2排出量やドライバー不足から物流の大きな課題とされる再配達の削減を目指す。

 ディーズボックスは住生活関連商品の企画・開発を手掛けるナスタ(東京・新橋)と共同開発した。大和ハウスはナスタ、日本郵便とともに宅配ボックスの普及活動を2月に始め、3社で開発した「Qual-Dbox(クォール・ディーボックス)」を大和ハウスの新築一戸建て住宅に導入した。その結果、年間目標の600台を7カ月で達成した。

 ディーズボックスは宅配ボックスの第2弾となり、既存の一戸建て住宅を対象にした。クォール・ディーボックスで好評だった、大型のメール便や不在票が安全に受け取れる独自の仕組み「メール便対応ポスト」と、荷物の受け取り・発送、日本郵便の書留郵便の受け取りが可能になる宅配ボックスを組み合わせ、1台の据え置き型にした。

 電源を使わないため電気工事の必要がなく、既存住宅に簡単に設置できる。ディーズボックスは幅45cm、高さ100cm、奥行き40cmで、メール便対応ポストはそれぞれ34cm、3.5cm、26cmのサイズが受け取れ、宅配ボックスの箱内は各38.8cm、55.9cm、33.6cmとなる。年間2000台の販売を目標にする。12万9600円(税込み)の価格を設定した。

【大和ハウス工業株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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