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環境ニュース[国内]

ミサワホーム、2つの宅配ボックスが内蔵できる玄関ドアを開発、制約なく設置

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.09.21 【情報源】企業/2017.09.15 発表

 ミサワホームは、最大で2つの宅配ボックスが内蔵できる玄関ドア「CONSIGNEE DOOR(コンサイニードア)=ドア内蔵タイプ」を開発した。10月に運用を始める。玄関ドア本体に内蔵する省スペース型のため、建物のプランや敷地条件などの制約を受けることなく設置できる。不在時や手が離せない場合でも荷物が受け取れるようになる。

 再配達によってトラック輸送が増えることに伴うCO2排出量の増加やドライバー不足が社会問題になる中、宅配ボックスの需要が伸びている。ミサワホームは玄関ドア横の袖ガラス部分に宅配ボックスを組み込んだ「CONSIGNEE DOOR(袖ガラス組み込みタイプ)」を4月から運用し、自宅から出ることなく受け取れる便利さが好評という。

 今回、袖ガラス組み込みタイプの利点を引き継ぎながら、玄関横に袖ガラスを付けない建物プランでも宅配ボックスが採用でき、複数の荷物を一度に受け取ることも可能なドア内蔵タイプを開発した。利用者のニーズを受けた。宅配ボックス2つと郵便ポスト1つが内蔵でき、複数の荷物も室内側から一度に回収できる構造で手間を省いた。

 内蔵する宅配ボックスは幅505mm、高さ360mm、奥行き130mmで10kgまでの荷物が受け取れる。簡単に預け入れできる仕組みで配達者の負担も軽減する。既存のミサワホーム住宅の玄関ドア交換リフォームへの対応も検討する。併せて、ゴルフバッグやスキー用品など大型宅配物の荷受け用外部収納「宅配スペースドア」の運用も開始する。

【ミサワホーム株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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