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環境ニュース[海外]

カナダ、海洋のプラスチックごみに対処するためCleanSeasキャンペーンに参加

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2017.09.26 【情報源】国連/2017.09.12 発表

 国連環境計画(UNEP)は、海岸線の長さが世界最長のカナダが国連のCleanSeasキャンペーンに参加し、海洋のプラスチックごみに対処することを世界環境教育大会中にバンクーバー水族館でのオーシャンワイズ(海洋資源を大切にする)プログラムで正式に発表したと伝えた。プラスチックごみは毎年約800万トンが海洋に流出しており、対策を施さなければ2050年には海洋中のプラスチックごみは魚の量を超えるといわれる。このため、同キャンペーンは各国政府や民間部門等と協力し、今後5年以内に使い捨てのプラスチックやマイクロプラスチック(微細なプラスチック粒子)の製造と消費を段階的に廃止しようとしている。カナダは海洋環境保護の国際的取組を主導しており、2017年6月には、マイクロプラスチックを含み角質除去等に使用される化粧品類の製造、輸入、販売を禁止する規制を公にした。今後カナダは、水環境・生物相へのマイクロプラスチックの影響調査、海辺浄化運動など地域密着型プログラムへの助成など海洋汚染防止を重視する取り組みで、同キャンペーンに寄与するとしている。【国連環境計画

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